部屋&場所別リフォーム費用の相場まるわかり一覧表【2018年版】

部屋&場所別リフォーム費用の相場まるわかり一覧表【2018年版】
リフォームの費用相場を一覧表で紹介しています。リビングやダイニング、キッチン、お風呂やトイレなどの水回り環境、玄関や屋根といった外装など、部屋別・場所別に実例を元に相場を紹介。費用の支払い方などお金にまつわる注意点も解説します。
マンションや一戸建ての住宅リフォーム。
一言に「リフォーム」といっても、キッチンやトイレ、お風呂などの部分的なリフォームや、間取りの変更も伴う大規模なフルリフォームなど人によって様々です。

老朽化した家屋の修繕や、バリアフリー化、あるいは中古マンションのリノベーションを検討中の方もいるかもしれませんね。

そんなリフォームには、定価というものがありません。
リフォームの費用は見積もりで出てくる金額を、自分たちで判断することになります。

そこで気になるのがリフォーム費用の相場
ここでは、過去の事例をもとに、よくあるリフォームの種類別の目安をご紹介します。

リビングやダイニング、キッチン、お風呂やトイレなどの水回り環境、玄関や屋根といった外装など、それぞれの費用相場をチェックしておきましょう。

リフォームやリノベーションの予算を検討するにあたって、参考にしてみてください。


目次


1. 部屋・場所別リフォーム費用の相場
 1-1. リビング・ダイニング
 1-2. キッチン
 1-3. 浴室・洗面・トイレ
 1-4. 玄関・屋根
2. お金にまつわるリフォームの注意点
 2-1. リフォーム費用の支払い方法について
 2-2. 工事日数の目安



1. 部屋・場所別リフォーム費用の相場


1-1. リビング・ダイニング


リビング・ダイニングエリアのリフォームで多いのが、壁や床、天井といった部分の改装です。
これらの費用は、1㎡あたりの材料・工事費x広さ+諸経費(塗料・部品など)で計算されることが多いです。

以下に具体的なリフォーム内容と面積、費用を記載しています。

・壁の張り替え
 クロスの場合:20㎡で4万7000円〜
 塗り壁の場合:20㎡で6万7000円〜
・天井
 張り替え:10㎡で2万5000円〜
 塗り替え:10㎡で3万円〜
・床の張り替え
 木質・タイル;10㎡で2万5000円〜
 カーペット張り替え:10㎡で3万2000円〜
 畳の張り替え:6畳で6万3000円〜
・収納棚の取り付け:1万3000円〜
・照明の取り付け:4万8000円〜
 (分電盤設置などの付帯工事費を含む)
・床暖房の取り付け
 1㎡の材料費:1万2000円〜
 1㎡の工事費:1万円〜

事例:和室を取って広いリビングにした


費用:約85万円
工期:約1週間

6畳の和室をなくして、全体で15畳強のリビングダイニングにリフォーム。
和室部分の畳を撤去し、床の下地をならして、天井下地も組み直しています。
仕上げは直張りのフローリング。
壁と天井のクロスはLDK全面分を含んだ費用です。

事例:壁クロスの張り替えた


費用:約65万円
工期:約4日

ユニットバスと収納の内側を除く、すべての壁面を普及品のビニールクロスに張り替えました。
ソフト幅木を使用し、下地調整は既存の状態により別途かかることもあります。

事例:カーペットをフローリングに変更


費用:約90万円
工期:約1週間

ユニットバス・洗面・トイレと収納の内側を除く、全ての床を、遮音性能L-45の普及タイプのフローリングにした場合

1-2. キッチン


設備のリフォームが多いキッチン。
器具の価格により幅が出るのが特徴です。
取り付けに伴う付帯工事(配線・配管)費用もチェックしておきましょう。

・レンジフード・換気扇の取り付け
 材料・工事費2万円+付帯工事:4万5000円〜
・卓上コンロの取り付け
 材料・工事費6万円+付帯工事:8万5000円〜
・ビルトインコンロの取り替え・修理
 取り替え:23万8000円〜
 修理:6000円+部品代
・オーブンレンジの取り替え:16万円〜
・シンクの取り替え:9万円〜
・システムキッチン:28万円〜

事例:位置を変えずにシステムキッチンを取り付けた


費用:約100万円
工期:4〜5日

定価58万円、間口2550mm・I型の標準的なキッチンを交換した事例。
既存の前面壁タイルはキッチンパネルに。
壁・天井のクロスの補修含みます。
フローリングは既存のまま。

事例:壁付けキッチンを対面式に


費用:約150万円
工期:約1週間

配管の移動に伴って、壁や天井の工事が発生。
定価76万600円、間口2400mm。
I型キッチンと超薄型レンジフードの設置、キッチン13㎡の内装費用を含みます。

事例:IHヒーターに交換


費用:約30万円
工期:1日

ガスコンロを電気IHクッキングヒーター(定価20万円程度)に交換。
200Vの専用電源を追加する電気工事が必要です。
事前にマンションの電気容量を確認しておきましょう。

事例:食器洗浄乾燥機を追加


費用:約30万円
工期:1日

定価15万円ほどの食器洗浄乾燥機を設置。
100Vの専用電源が必要になります。
分電盤に空き回路がないと、分電盤への距離により電気工事費に差が生じてくるので要注意。

参考記事:使い勝手のよいお洒落なキッチンにリフォームするための注意点まとめ

1-3. 浴室・洗面・トイレ


設備の老朽化の度合いから、リフォーム時期を見極めるのがポイント。
5年が修理、10年が取り替えの目安です。

水まわり・ガスなどの付帯工事費込みでの、参考価格です。

・浴槽の取り替え:11万円〜
・浴室暖房乾燥機の取り付け:16万5000円〜
・給湯器・ボイラーの取り替え:4万5000円〜
・洗面化粧台の取り付け:9万5000円〜
・洗濯機パンの取り付け:6万1000円〜
・便器の取り付け:10万円〜
・和式から洋式トイレへの取り替え:11万円〜
・温水洗浄便座の取り付け:5万2000円〜
・トイレ内手洗い器の取り付け
 壁掛けタイプ:8万7000円〜
 埋め込み・自動水洗タイプ:19万5000円〜

事例:ユニットバスの取り替え


費用:約110万円
工期:約4〜5日

1116サイズ(1100x1600mm)、約62万円のユニットバスを入れた場合。
洗面室のクロス張り替えまで含みます。
クッションフロアの張り替え・塗り替えは別途。
工期中1〜2日は浴室が使えなくなります。

事例:浴室サニタリーをトータルに一新


費用:約230万円
工期:約10〜14日

壁の位置を動かし、ユニットバスは1418サイズ(1400x1800mm)、約71万円に交換。
約18万円の洗面化粧台、約11万円の便器を含みます。
給湯器は既存のまま。

事例:洗面台の交換


費用:約22万円
工期:1日

幅80cmの洗面化粧台(定価12万円)の場合、施工費を含めて目安は22万円。
配管のつなぎ位置を変える場合はコストアップになります。
工期は1日。

1-4. 玄関・屋根


玄関はその家の第一印象となる場所。
イメージを明確にしてリフォームすることが大切です。

屋根・外壁のリフォームは、内装と同様、1㎡あたりの価格から換算されます。
大まかに見積もると、以下のようなイメージ。

・玄関タイルの張り替え:7000円〜/1㎡
・玄関収納の取り付け:2万5000円〜
・ドアの取り替え:5万円〜
・屋根の葺き替え:17万円〜/50㎡
・ペンキ塗り替え:8万円〜/50㎡
・瓦の修理:1万3000円〜/10枚
・外装の塗り替え:33万円〜/200㎡
・雨どいの取り付け:5万2000円〜/20m


2. お金にまつわるリフォームの注意点


2-1. リフォーム費用の支払い方法について


リフォームの代金は、2〜3回に分割して払うのが一般的です。
着手金として契約時に10〜20%を支払い、残りは工事中・完了時の2回に半額ずつ支払うのがポピュラーな方法。

最後の支払いは、必ず工事の完了後になるよう注意が必要です。

支払い回数やタイミングが不満なら変更を求めましょう。
また、工事を依頼しなくても、詳細な見積もりや設計プランニングは有料とする会社もあるので要注意。
見積もり時に確認しましょう。

2-2. 工事日数の目安


リフォームの場合、各部分の改装にはそれほど時間がかかりません。
しかし家全体の改装や大掛かりな増改築となると、数ヶ月かかります。
工程表をもらって、工事の流れをつかんでおきましょう。

・玄関:1〜3日
・トイレ:約1週間(トイレ自体は1日で使えるようになる)
・キッチン:約1週間
・内装;約1〜2週間
・屋根:約1週間

リフォームするなら必ず相見積もりを取ること!

世の中にリフォーム業者はたくさん存在します。
ハウスメーカーや住宅設備メーカー、リフォーム専門業者、最近では家電量販店や家具屋さんもリフォーム工事を請け負っていたりします。

さて、どこに依頼するのがよいのでしょうか?

リフォーム業者って結局どこを選べばいいの?


これについては、一概に「ここがベストです!」と言い切ることはできません。

何故かというと、リフォームは工事の種類(キッチン、風呂、壁紙、外壁など)や予算、重視したいポイントが施主によって大きく異なってくるからです。
「どこを工事したいのか?」「何を重視したいのか?」「予算はどれくらいか?」といった点を踏まえなければ、”あなた”にとって最も最適なリフォーム業者を絞ることは出来ません。

また、同時にリフォーム業者を1社に絞りきる前に、必ず相見積もりを取った方が良いです。
リフォームは一般的に数百万円~数千万円もの費用がかかりますから、相見積もりを取るだけで少なくとも数十万円は値下げできます。

つまり、「我が家にぴったりな業者の候補を上げ、各社から相見積もりを取る」というのがリフォーム検討時の王道となります。

その際、便利なのがリフォームの一括見積サイトです。
大手だと「タウンライフ」などが有名ですね。

業者にも水回りが得意だったり、インテリアコーディネートの提案が得意だったりと、得手不得手があります。
しかし、それは素人から見ても中々分かりません。

なので、やはり業界に詳しい専門家に一度相談し、適切なリフォーム業者数社に絞ってから相見積もりを取る、というのが賢い流れです。
また、相見積もりを取ることによって、工事費用を抑える交渉もしやすくなります。
私個人の経験からも、数百万円単位で下がることもあるので、是非おすすめします。

知り合いの紹介はNG!!

一番やってはいけないのが、知り合いに紹介してもらった業者に依頼することです。

どこがいいか分からないから、少しでも信頼できるところに頼みたいんだけど。。。


その気持ちは痛いほどよく分かるのですが、知り合いに紹介してもらうと、逆に断りにくくなってしまうんです。

本来はもっと安く出来るところが、知り合いの顔を潰さないためにもそのままズルズルと依頼せざるを得ない空気になってしまうパターンです。
私が初めてリフォームをした際は、この失敗をしてしまいました。

結果、相場よりも1.3倍くらいの請求額となり、後悔しました。。。
金額でいうと50万円くらい多めに払った感じですね。

このような失敗をしないためにも、リフォームは相見積もりを絶対にとっておきましょう。
大手会社から地元に強い工務店まで取り扱っている、「タウンライフ」が個人的にはおすすめです。


タウンライフを勧める理由は?

実は、リフォームの一括見積サイトって他にもあるといえばあるんです。

しかし、中には氏名や住所、電話番号だけを入力して完了...みたいなサイトもあるんですよね。
これで、どうやって施主の要件が伝わるでしょうか?

・どこを中心にリフォームしたいのか
・こだわりたいポイントは何か
・予算はどれくらいか


など、色々伝えた上で、おすすめの業者を提案してほしいですよね?
なので、個人的にはタウンライフがおすすめなんです。

タウンライフは、希望箇所や重視するポイント、リフォームする理由、建物の築年数など色々な情報を入力したうえで、申請します。

さらに、やたらめったら大量の業者に送付されて後から電話がかかりまくってくるということはありません。
入力項目を元に厳選された数社の中から、さらに自分で選択した業者にのみ、見積もりを依頼できるんです。

この方が、絶対に納得感のある提案が来ると思いませんか?

という訳で、私はリフォームの一括見積をとるならタウンライフをおすすめします。

タウンライフ
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