住宅展示場のモデルハウス見学イベントで必ず注意すべき9つのコト

住宅展示場のモデルハウス見学イベントで必ず注意すべき9つのコト
新築分譲など住宅展示場のモデルハウスやオープンハウスの見学イベントで注意すべき点を紹介します。広告とパンフレットの違いや標準仕様と別料金オプションの範囲、予約の有無や確認すべき付帯物などを解説。仲介手数料をなくす方法などもあります。
新築マンションや一戸建てなど、よく見かける住宅展示場のモデルハウスなどの見学イベント。
住み心地や周辺環境を知るには、やっぱり現地を見学するのが一番ですよね。

行ってみると結構楽しくて色々と勉強になったりするものですが、何も知らずに行くのでは少し効率が悪いです。
展示会に行く前に、以下のチェックポイントを頭に入れておきましょう。


目次


1. モデルハウスとオープンハウスの違いとは?
2. チラシ広告にご注意を
3. どこまでが標準仕様でどこからが別料金オプションか
4. モデルハウスは家族みんなで見学すること
5. 予約せずにアポなしで突然物件を見に行くメリット
6. 売主からの直接購入は可能?
7. 構造見学会は周辺環境の確認を目的に
8. モデルハウスは気軽に見学しよう
9. 住宅展示場のモデルハウス見学イベントでチェックすべき付帯物



1. モデルハウスとオープンハウスの違いとは?


総販売戸数の多い分譲地の場合、その一区画に先行して見学用の住宅を建築します。
これをモデルハウスと呼んでいて、住宅展示場のモデルハウスとは別物。

販売戸数が少ない場合は、実際に販売する住宅で見学会を行います。
中古住宅などでは、まだ住んでいる所有者がいて見学会が催されることもあります。

このように実際に購入する家を見学する場合はオープンハウスと呼んでいます。


2. チラシ広告にご注意を


モデルハウスの見学時には、寸法を測るメジャーと記録用のカメラ、メモ帳ぐらいは持参したほうがよいでしよう。
まぁカメラとメモ帳についてはスマートフォンで代用できます。

中規模以上の分譲地の場合、現地で販売用パンフレットをもらえます。
持参した広告と、その現地のパンフレットの内容が一致しているかを確認しましょう。

たとえば、広告の図面では6枚の畳が敷いてあっても、実際に標準的な6畳間の広さがあるとは限りません。
タンスなどの家具が置かれていなければ広く感じます。

同じように、図面では敷地に2台分の駐車スペースがあるように描かれていても、現実には軽自動車が2台やっと駐車できる程度の広さしかなく、車庫証明が取れないケースもあります。
このようなことをする業者を信用してはいけません。


3. どこまでが標準仕様でどこからが別料金オプションか


モデルハウスは見栄えよく造られています。
システムキッチンや浴槽などの設備はもちろん、外壁なども「標準仕様」なのか「別途料金が必要なオプション」なのか、確認しましょう。

建築物では、その建物に使われている相対料や設備の仕様をまとめた「仕様書」が必ずあります。
これを見せない業者も信用できません。

設備に限らず周辺環境などでも、疑問があればなんでも聞いてみる姿勢が大事です。


4. モデルハウスは家族みんなで見学すること


キッチンや毎日の買い物の便は、やはり奥さんが見ないと使い勝手のイメージが付きません。
外構や駐車スペース、近くの公園などはご主人と子供で確認しましょう。

周辺環境や設備のチェックなど、家族それぞれに適材適所で役割を分担すれば効率的です。

なお、新築には少ないかもしれませんが、絶対に避けたい間取りなどは確認しておきましょう。

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5. 予約せずにアポなしで突然物件を見に行くメリット


あえて不意打ちでモデルハウスを見学することで、実は大きなメリットがあるのです。

モデルハウスには予約なしで見学できるところと、予約が必要なところがあります。
平日なら予約なしでも現地へ行ってから電話すれば、営業マンが説明をしてくれたりしますよ。

モデルハウスを突然訪ねて見学するメリットは、その分譲住宅の基本性能がつかめること。

見学会が催される土日、販売業者は少なくとも1時間前には現地で準備を始めています。
窓を開けて空気を入れ換えた後、冷暖房のスイッチを入れたりするのです。

しかしながら、平日に突然訪ねた場合は、その準備がない状態の住宅を見られます。
閉め切った室内、シックハウス症候群などの化学物質の匂いの有無や、冷暖房のスイッチを入れてからの効き具合など、実際に身体で体感できます。

シックハウスへの対応や冷暖房効率にかかわる断熱などは、業者が建築する住宅の基本性能や住み心地にかかわる重要ポイント。
それらを実感するには、アポなしがおすすめです。


6. 売主からの直接購入は可能?


物件の住所がわかれば、別に業者がいなくても外観や立地条件、周辺環境などはわかります。
ここでちよっと問題なのは、仲介業者のチラシを見て現地に行ったら、売主の名前が看板に出ていた場合。

「その物件が気に入ったのだけど、仲介手数料を支払いたくない。売主から直接購入できないの?」

そんな気持ちも分からなくはないですが、直接売主から購入しようとしてもダメな場合がほとんどです。

それは、不動産業者には横のつながりがあり、仲介手数料で食べている仲介業者は、直接取引されると業界が成り立たなくなってしまうため。
仲介業者もその辺を客に説明して、仲介手数料を払ってもらうことになっています。

しかし、最近は少し変わった業者も増えてきています。
不動産の仲介業者は、実は売り手と買い手の両方から手数料をもらっています。

その手数料を売り手からのみに限定し、買い手からは手数料ゼロとする業者も現れ始めました。
仲介手数料も高いですからね。

こういった新しい業者を活用してみるのも手です。


7. 構造見学会は周辺環境の確認を目的に


建築中のモデルハウスで「構造見学会」といったイベントが開催されることもあります。
完成したら隠れてしまう内部構造についてわかりやすく説明してくれますが、実際に購入する区画の住宅がそのようにきちんと施工されることとは別問題です。

現地の構造見学会では、生活の利便性など周辺環境の確認に重点を置いたほうが得策。
購入を決めるまでに時間的な余裕もあるので、よくチェックして環境がよくないのなら見送りましょう。


8. モデルハウスは気軽に見学しよう


不動産会社の営業マンはしつこいという印象があるのか、気軽にモデルハウスに行けない人もいます。
しかし、まったく買う意思がない人が見学しにきても業者はいっこうに気にしていません。

ただし、名前も名のらず資料だけをもらおうとするのはルール違反です。
どれだけアンケートに記入してもらえたかで営業マンの仕事ぶりが判断されるので、アンケートくらいは協力しましょう。
あとからダイレクトメールが頻繁に送ってこられるのは覚悟しなければいけませんが、モデルハウスを見学して営業マンの話を聞くことはけっしてムダにはなりません。

ただし、気を付けておくべきこともあります。
例えば、営業マンから「他の物件も見てください」と言われて一緒に車に乗ったりするのは要注意。

そのまま会社に連れて行かれてしまうと正常な判断ができなくなり、百戦錬磨の営業マンに買う気もないのに買わされてしまうことになりかねません。

情報提供はFAXかメールで。
図面がないのでご案内しますと言われても、図面ができたら送ってくださいと言いましょう。
すぐに売れてしまいますよと言われたら、それでも構わないとはっきり伝えてください。


9. 住宅展示場のモデルハウス見学イベントでチェックすべき付帯物


キッチン


○○製 システムキッチン(S型2550)
過熱防止装置付ガスコン口、ホーローキッチンパネル、吊戸棚、熱交換型換氣扇

洗面・脱衣所


○○製 洗面化粧台(W750)、洗濯水栓金具防水パン(全自動用)

浴室


○○製 システムバスルーム1616タイプ
アクリックス浴槽、シャワー水栓、防湿鏡、収納棚、タオル掛け、手すり

トイレ


○○製
 1F:温水洗浄便座付サイホン式洋便器
 2F:暖房便座付サイホン式洋便器
紙巻き器、収納キャビネット

給湯設備


○○製 24号セミオートガス給湯器(マルチリモコン)
4カ所給湯(浴室、洗面、キッチン、洗濯機用)
照明器具
ポーチ、玄関、ホール、廊下、階段、トイレ、洗面脱衣所、浴室、台所、勝手口、キッチン流し手元

電気設備


各居室コンセント2カ所、クーラーコンセント全居室、TV配線2カ所、電話・ネット配線1カ所、各種屋内配線・配管、計画換気システム(全室)

給水設備


台所流し:シングルレバー水栓、浴室:シャワー水栓、 洗面化粧台:シャワー水栓、洗濯用給排水各1カ所

排水設備


放流(本下水接繞)

別途工事が必要なもの


上記以外の照明器具、カーテンレール工事、TVアンテナ(設置・取付・配線)、ガス設備工事(規定以外O場合)、外構工事(規定以外の場合)、冷暖房機器(設置・取付)、電話工事(配管以外)

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